花6

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曲・ユピディ(アルプス民謡)




飛駒川に沿って


 心地よい4月の風に誘われていつものコースを辿れば、ほんの少し前まで咲いていたアズマイチゲの清楚な花は既になく、葉ばかりが目立った。

 ニリンソウがちらほら。イチリンソウはまだ咲いていない。雑木林に登って林床を見ればあちこちからヤブレガサがササクレヒトヨタケのようにニョキッと芽を出していた。名残のカタクリの咲く斜面にはコツバメやミヤマセセリがせわしく飛んでいる。

 先を急いで上流部を目指す。道端の斜面にはエイザンスミレの大きな花が目立つ。マルバコンロンソウ・ジロボウエンゴサクなどを確認し、私の好きなアマナの咲く場所を見つけ、今年もまた会えたことに感謝する。昨年見つけたフデリンドウの咲く丘には、たった一輪しか咲いていなかった。その後運良く車を止めた場所で立派な株を見つけ撮影できた。

 飛駒川は上流部で黒沢と名を変える。渓流脇にはネコノメソウの種類が何種類か咲いていた。昔は山女魚釣りの際によく見かけた花たちだ。





ヤブレガサ

この植物は芽の出始めが面白い





エイザンスミレ(ピンク)

花の色は白からピンクまでいろいろある





エイザンスミレ(白)

これは白い個体





アマナ

この花はチューリップの仲間という





アマナ

逆光でパチリ!・・・風があってなかなかうまく撮れない





まだ残っていたカタクリ

日陰の湿ったところに咲いていた、まだ美しいカタクリ





フデリンドウ

やっと見つけた新鮮なフデリンドウ・・・手前に蕾が見える





渓流わきに咲く







ハナネコノメ

ほとんど赤い葯(やく)の付いた花は残っていなかった





ハナネコノメ

こちらは葯が既にない





ニッコウネコノメ

見飽きない花





ニッコウネコノメ

ここにはたくさん咲いていた





ネコノメソウ

本家?ネコノメソウ





コガネネコノメソウ

黄色が鮮やかなコガネ色





コチャルメルソウ

花が、屋台のラーメン屋さんが吹く
チャルメラに似ているのでこの名がある





コチャルメルソウ

花のアップ




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