蝶25

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 曲・みどりいろの翼(スイス民謡)




八ヶ岳周辺


昨年辿った道とほぼ同じ道を回ってきた。違いは、スジボソヤマキチョウ、クジャクチョウ・シータテハ・ヒメシロチョウが少なく、ゴマシジミはかなり多く見られた。また予定外のオオゴマシジミに会うことが出来、前回以上の成果?を上げることが出来た。天気は常に不安定で、晴れ、霧、雨の合間を縫っての撮影行となった。帰って見れば翌日から雨続きで、思い切って出かけ正解だった。







アサギマダラ

マルバダケブキの大きな花に2頭とまっていた。
束の間の夏の強い日差しの中、裏側の茶色が眩しかった。






ヤマキチョウ

ヤマキチョウにはなかなか出会えない。
今回も諦めていたら一頭のみ出会えた。感激!






スジボソヤマキチョウ

なんて言ったって夏の高原にこの蝶がいないと
ワサビのないお刺身のようだ?




アカセセリ ミドリヒョウモン
ヒメシロチョウ クジャクチョウ

ヒメシロチョウは一頭のみひっそりと昨年と同じところに住んでいた。
行きに撮影して2日後帰りにまた寄ってみたら、
同じ個体が「お帰りなさい?」と声をかけてくれた。






エルタテハ

たいがいは崖やコンクリート壁・道路上にいるのだが
今回はシシウドの花に、それも2頭もとまってくれた。
撮影にはかなりの時間と頭?を使わせていただいた。

(シシウドの花は背が高いので・・・)







乗鞍岳周辺





雲湧く乗鞍岳

ここに辿り着く少し前、ツマジロウラジャノメに出逢った。
撮影しているとオオゴマシジミがクガイソウで吸蜜している。
もう日が傾きはじめたので、シャッターが速く切れず撮った2枚
ともピンボケだった。また明日挑戦しょう・・と心に誓った!




 

夏空・乗鞍高原

翌日は朝からまあまあの天気。しかし、昨日のオオゴマポイントで
いくら粘っても現れてはくれなかった。夕方と朝では光のあたり方が
違っていた。曲がりくねった林道には、ジグザグに光が降り注ぐ。






オオゴマシジミ

諦め切れず、林道を彷徨っていると上空に絹雲が清々しい!
気分を変え、空を撮影していると突然目の前をオオゴマシジミが
飛んで横切った。それからの数時間ここのポイントだけで十数頭
目撃し、何枚も撮影できた。今まであちこちの山や谷に何度歩いて
挑戦したことか!



オオゴマシジミ オオゴマシジミ

粘った甲斐あって翅を少し開いてくれた。見つけたほとんどのオオゴマは
高い斜面に止まったり、そのまま飛び去ったりして、私を悔しがらせた。
それでも待てばチャンスはやって来る。うれしい瞬間!







ゴマシジミ

昨年は2日間訪れて一頭のみ出会っただけだった。
その一頭を何度も見送ってやっと撮影が出来た。(待っているとまたやって来る)
今回は何頭も代わる代わるやってきて、撮影チャンスを与えてくれた。




ゴマシジミ ゴマシジミ


一瞬であったが翅を開いてくれた。昨年は撮れなかった構図。






八ヶ岳周辺


オナガシジミ ムモンアカシジミ


どちらとも新鮮な個体で良い写真を撮らせてもらえた。
この画像は夕方近く、再び帰りに立ち寄ったら現れた。




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