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蝶30

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2007年 トピックス



5月12日 足利市大沼田町 「足利の森 あしかが病院」において、栃木県では初めて、ナガサキアゲハの撮影に成功した。その4日後、5月16日には渡良瀬遊水池で採集された方がいて、地元の新聞に、撮影した事と合わせて掲載された。

その後も、また出会わないか!・・・と、秋まで気にしながらあちこち撮影をしてまわったが、出会うことは出来なかった。温暖化の影響なのだろうか?





ナガサキアゲハ 足利市 





ナガサキアゲハ 足利市 





11月8日 佐野市下彦間において、ウラナミシジミが犬の糞にて吸汁している姿を撮影。その後、11月14日にも同所において、新しい犬の糞で吸汁する同じ光景を撮影した。友人が調べた所、馬糞にての吸汁は記録があるらしい。吸水も目撃した事がないので、珍しい生態と思う。





ウラナミシジミ 佐野市





ウラナミシジミ 佐野市






数年前から、足利におけるムラサキツバメの越冬集団の観察を友人と共に行っている。昨年は不発だったが、今年は5頭の集団と3頭の集団2ヶ所を見つけた。

また、ウラギンシジミが3頭の集団を作っている所を見つけた。2頭の集団は3ヶ所確認、撮影している。同じところに長く留まらず離散してしまう傾向が強い。しかし、1頭ではなく、複数寄り添っている姿は新初見である。





ウラギンシジミ越冬集団  足利市 (11月7日)





ウラギンシジミ越冬集団  足利市 (11月7日)





ウラギンシジミ越冬集団  足利市 (11月21日)









ムラサキツバメ越冬集団  足利市 (11月20日)





ムラサキツバメ越冬集団  足利市 (11月21日)






ムラサキツバメの観察場所で、かなり小さい(キタテハぐらいか?)ツマグロヒョウモン雄の斑紋異常を友人と共に撮影した。前日友人が観察に訪れた際にもいたという。画像では小ささが表されていない。





ツマグロヒョウモン異常型  足利市 (11月21日)






ヒメウラジャノメは東京付近では年3化が普通である。南九州では9〜10月に第4化が発生すると書かれている。足利市月谷町で12月1日、新鮮はヒメウラナミジャノメを撮影した。日本産蝶類標準図鑑によると1991年山梨県都留市で12月7日の記録がありこれが一番遅いようだ。12月7日以降にもう一度探しに行ってみたい。かなり遅延な記録のようなのでアップ画像と2枚貼っておく。





ヒメウラナミジャノメ  足利市 (12月1日)





ナガサキアゲハを撮影した「あしかがの森 足利病院」で、今ごろ新鮮なウラナミシジミの雌を撮影した。最初はヤマトシジミだと思ったが、高く飛んだので、おや?・・と、思い追跡したら、何とウラナミシジミの雌だった。今年は、珍しい事が続いている。





ウラナミシジミ  足利市 (12月8日)





ウラナミシジミ  足利市 (12月8日)





ウラナミシジミ  足利市 (12月8日)







この日、私が絵の教室をしていたころ、長い間描きに来ていた先輩のお母さんから電話がかかってきた。「大きな蝶が菊の花で吸蜜していたので、採ってビニール袋に入れてある」・・と。いくら説明されても、いまどき白黒の大きな蝶といわれても思い当たる蝶が浮かばなかった。興味を持った私は、さっそく、車で駆けつけた。見てビックリ!なんと新鮮なアゲハチョウの雄だった。

同じ鹿島町に住んでいる友人M氏に連絡し、とりあえず撮影を試みようと、近くの土手まで出かけた。気温が低く、アゲハチョウは意外とおとなしい。何枚か撮影したころ、突然北風が強く吹き、煽られたアゲハチョウは、まるでアサギマダラが怒った時のように大空高く舞い上がり、視界から消えてしまった。証拠写真が撮れてホッとした。





アゲハチョウ  足利市鹿島町 (12月9日)





アゲハチョウ  足利市鹿島町 (12月9日)





アゲハチョウ  足利市鹿島町 (12月9日)







12月に入ってから、今までこの時期には見掛けなかった蝶が、続いて見つかっている。今年はどうなっているのだろう?これら2頭のモンシロチョウも、友人M氏から記録的・・・と言われアップすることにした。





モンシロチョウ雌  佐野市飛駒町 (12月10日)





モンシロチョウ雄  足利市葉鹿町 (12月15日)





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